令和 4年 3月 定例会(第1回) 令和4年
飯田市議会第1回
定例会会議録 (第1号)
----------------------------------- 令和4年2月24日(木曜日)10時00分
-----------------------------------日程 第1
会議成立宣言 第2 会期の決定 第3
議案説明者出席要請報告 第4
会議録署名議員指名 第5 市長挨拶(
施政所信表明) 第6
定期監査報告 第7 報告(1件) 第8 議案審議 (1)即決議案(3件) 議案第2号から議案第4号まで 説明、質疑、討論及び採決 (2)議員及び
委員会提出議案(2件) 発委第1号から発委第2号まで 説明、質疑、討論及び採決 (3)
委員会付託議案(33件) 議案第5号から議案第37号まで 説明、質疑及び
委員会付託 第9 請願、陳情上程(請願1件)
委員会付託散会-----------------------------------出席議員 23名 (別表のとおり
)-----------------------------------欠席議員 なし (別表のとおり
)-----------------------------------事務局出席者 (別表のとおり
)-----------------------------------説明のため出席した者 (別表のとおり) 10時00分
開会-----------------------------------
△日程第1
会議成立宣言
○議長(井坪隆君) おはようございます。 現在の出席議員は23名でございます。 よって、本日の会議は成立いたしております。 ただいまから、令和4年
飯田市議会第1回定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議におきましては、
新型コロナウイルス感染症対策により、密集を避ける対策を講じるために、説明員の随時の入退室を認めておりますので、御承知おき願います。
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△日程第2 会期の決定
○議長(井坪隆君) それでは、会期の決定を議題といたします。 今定例会の会期及び日程につきましては、2月17日の
議会運営委員会で協議をいただいておりますので、その結果について御報告を願うことにいたします。
議会運営委員長、永井一英君。
◆
議会運営委員会委員長(永井一英君) おはようございます。 2月17日に開催をいたしました
議会運営委員会の協議の結果を御報告申し上げます。 今定例会の会期は、本日2月24日から3月22日までの27日間とし、その日程は
ペーパーレス会議システムに登載の日程表によることといたしました。 本日上程されます議案は、
執行機関側提出議案37件と
議会提出議案2件の39件で、その審議は、
報告案件と人事案件、議会議案を除き、
付託議案一覧表のとおり、それぞれ各
常任委員会へ付託することといたしました。 次に、3月9日及び10日の一般質問に係る
通告締切りは、先例により、2月25日の午後5時といたしましたので、
申合せ事項を遵守し、質問事項及び要旨をできるだけ明確に記載し、定刻までに通告されますようお願いいたします。 以上で報告を終わります。
○議長(井坪隆君) ただいまの報告について、御発言はございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) お諮りいたします。 今定例会の会期につきましては、委員長の報告のとおり、2月24日から3月22日までの27日間といたしたいと思います。これに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は2月24日から3月22日までの27日間と決定いたしました。 次の日程に進みます。
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△日程第3
議案説明者出席要請報告
○議長(井坪隆君)
議案説明者として、
地方自治法第121条の規定により、佐藤市長ほか関係者の出席を要請いたしました。 次の日程に進みます。
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△日程第4
会議録署名議員指名
○議長(井坪隆君)
会議録署名議員として、山崎昌伸君、
熊谷泰人君を指名いたします。 次の日程に進みます。
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△日程第5 市長挨拶(
施政所信表明)
○議長(井坪隆君) ここで市長に御挨拶を願うことにいたします。 佐藤市長。
◎市長(佐藤健君) おはようございます。 本日ここに、令和4年
飯田市議会第1回定例会を招集し、令和4年度飯田市一般会計当初予算案をはじめとする重要案件について御審議いただきますことに対し、深く感謝申し上げます。 令和4年は穏やかに明けましたが、仕事始め直後から
新型コロナウイルス感染症の陽性者数が急拡大し、一時は
飯田保健所管内の1日の陽性者の公表数が50人を超える事態となりました。 その後、1月最終週から2月第1週あたりにかけては減少傾向が見てとれる状況となりましたが、2月10日あたりから再び増加し、現在も高止まりの状況が続いております。昨年1月の感染拡大時に比べて収束に時間がかかっており、改めてこのウイルスとの闘いの難しさを痛感しております。 コロナとの闘いが長期化する中、最前線で日々奮闘されている
医療従事者の皆様に改めて心から敬意と感謝を申し上げますとともに、
介護福祉施設、保育所等を継続するために御尽力いただいている皆様、御家庭での保育に御協力いただいている保護者の皆様、そのほか、この
コロナ禍と闘う全ての皆様に心から感謝を申し上げます。 一方、この一月半に及ぶ第6波への対応の中から得られた知見もあります。 1月9日に市内16会場で開催された令和3年度成人式につきましては、
参加者全員に
抗原定量検査を行い、感染の心配がないことが確認された状況で開催され、その後、成人式を起点とする感染者は確認されておりません。事前検査で陽性となり式に参加できなかった方もおられたことは忘れてはなりませんが、しかるべき対策を講じることで社会活動を継続できることを示した事例と捉えております。 感染を恐れて全ての活動を止めるのではなく、
感染拡大防止と
社会経済活動の継続を両立させる方策を模索していくことを「
コロナ禍を乗り越え、「日常」を取り戻す」年と位置づけた令和4年の
市政運営の基本姿勢として取り組んでまいります。 一月後に控えた飯田お
練りまつりが大きな試金石になると思いますが、奉賛会の皆さんと
感染防止対策を慎重に検討してまいりますとともに、開催を決定できる状況となるよう、市民の皆さんの御協力をいただきながら、感染者数を減らす努力を続けてまいります。 本日提案いたします令和4年度
一般会計予算案も「
コロナ禍を乗り越え、「
市民活動」や「
地域経済」の再興を図る」ことをテーマとし、昨年11月に発表いたしました
予算編成の基本方針に基づいて編成いたしました。 テーマに沿って、
市民活動の再興、
地域経済の再生という観点から様々な事業に取り組むことと併せて、リニア駅周辺整備や関連する道路事業に関する用地買収・物件補償、通学路の
緊急安全対策、
指定避難所等の
トイレ整備など、従来以上に地方債を活用する積極的な
予算編成に努めた結果、予算総額は477億5,000万円、前年度比2億8,000万円の増となり、
予算規模は過去最大となっております。 以下、令和4年度に重点的に取り組む10のポイントについて御説明いたします。 1点目は、「
新型コロナウイルス感染症対策の推進」です。
新型コロナウイルスから市民の皆さんの命と生活を守るため、3回目の
ワクチン接種や
簡易検査キットを活用した
感染防止対策を行うなど、充実した
医療検査体制の維持拡充を図ってまいります。 2点目は、「
市民活動の再興」です。(仮称)
飯田駅前プラザに設けられる公共空間を活用し、
公民館機能のみならず、
図書館機能、
平和学習機能、
女性活躍応援機能、多
文化共生機能、
学習支援機能、
市民活動の交流・支援機能などの集積により、ヒト・モノ・コトが集まる創発の場をつくり出し、
市民活動の再興・にぎわいの再生に取り組んでまいります。 3点目は、「
地域経済の再生・
地域経済循環の促進」です。
コロナ禍で冷え込んだ
地域経済の再生を図るため、地域産業の高
付加価値化や地域に根差した農林業の推進、
デジタル技術を使った
まちづくりの推進などにより
地域経済循環を促進してまいります。 4点目は、「移住に向けた支援の強化と観光振興」です。移住・定住を促進するため、市の魅力やこの地域で実現可能なライフスタイルの発信、
移住希望者一人一人に寄り添う相談体制の充実を図ってまいります。また、
アフターコロナを見据え、天龍峡、遠山郷などの観光資産を生かした魅力発信に取り組み、関係人口の創出につなげてまいります。 5点目は、「
子育て環境・教育環境の充実」です。保育や教育の人材確保の強化、誰一人取り残さない
学習支援体制の充実のほか、ヤングケアラーの実態を把握するための調査を行うなど、個々の子供に寄り添った支援を行ってまいります。 6点目は、「市民総健康の推進と地域福祉の充実」です。新たに40歳を対象とした歯科検診を行うなど、若い年代のうちから
生活習慣病に関心を持って
重症化予防に取り組んでいただけるように啓発するとともに、
ユニバーサルデザインについての理解を深め、誰にとっても使いやすい
トイレマップを作成するなど、
地域共生社会の実現を目指してまいります。 7点目は、「ゼロ
カーボンシティに向けた実践」です。昨年3月の「2050年いいだゼロ
カーボンシティ宣言」を具現化するため、地域との協働による
マイクログリッドの推進や住宅の脱炭素化など様々な環境配慮や環境共生のための事業に取り組んでまいります。 なお、この
地域マイクログリッド構築事業につきましては、国が募集する脱
炭素先行地域の計画提案に応募しておりますので、申し添えます。 8点目は、「リニア・三遠南信時代を支える基盤整備」です。引き続き、
リニア関連事業によって移転をお願いする皆様の御不安や御心配を払拭し、移転後の生活再建を進めることができるよう寄り添った対応に努めることを第一に取り組みますとともに、駅前広場、
魅力発信施設、二次交通などの実装化に向けて、これまでの取組を総括し、より市民の皆さんの声を反映できる体制の構築と
具体的検討を進めてまいります。 9点目は、「災害や
社会リスクに備えるための環境整備」です。市民の皆さんが安全・安心に暮らせるまちを目指す観点で、
指定避難所等に位置づけている施設の
屋外トイレについて計画的に改修を進めるほか、通学路の安全確保についても引き続き進めてまいります。 10点目は、「
デジタル技術の活用による
市民サービスの向上」です。現在、飯田市では、国の方針に基づき、行政事務について
デジタルトランスフォーメーションを推進するための方針策定を進めており、今後、市役所に出向かなくても
オンラインで完結する行政手続を増やしてまいりますが、令和4年度にはマイナンバーカードを利用してコンビニエンスストアで住民票等を取得できるサービスを導入するなど、
デジタル化による
行政サービスの向上に取り組んでまいります。 以上御説明した重点事業のほか、地域通貨の導入の研究や学校・保育園の給食への
有機食材導入の検討、子供たちの読解力を高める取組の推進、古布の
リサイクル回収の試行、
地域猫活動への支援など、
予算規模は小さかったり、ゼロ予算の事業であったりしますが、これまでなかなか目が届いていなかったことに意欲的に取り組もうとする事業も盛り込まれております。 また、信州大学新学部の当地域への設置を目指し、信州大学新
学部誘致推進協議会と連携して地域全体の機運を高め、誘致活動を推進していくほか、文化会館の建て替えに向けた議論を進めるなど、地域にとっての重要な課題について、しっかり取り組んでまいります。 それでは、今定例会に提案いたします案件について御説明申し上げます。 本日提出いたします案件は、
報告案件1件、人事案件3件、
条例案件10件、
一般案件5件、そしてただいま御説明した令和4年度飯田市
一般会計予算案をはじめとする
予算案件18件の計37件でございます。
条例案件のうち、議案第12号「飯田市
恒川史跡公園条例の制定について」は、奈良時代及び平安時代に伊那郡を統治していた役所の跡として、国の史跡に指定された座光寺の
恒川官衙遺跡を保存し活用する史跡公園を設置するため、新たに条例を制定したいとするものです。 議案第14号「
飯田市立図書館条例の一部を改正する条例の制定について」は、(仮称)
飯田駅前プラザに創発の場として図書館の
飯田駅前分室を設置したいとするものです。分室には若者の学びが深まる本を配置し、
セルフ貸出機を使ったサービスを提供してまいります。 また、
一般案件のうち、議案第15号「辺地に係る
公共的施設の
総合整備計画の策定について」は、上村・下栗地域における日常生活や産業振興を支える道路環境について、路線の改良整備をすることにより、通行の安全を確保し利用者の利便性の向上を図ることを目的に、令和4年度から令和6年度までの整備計画を策定したいとするものです。
予算案件のうち、議案第20号「令和3年度飯田市
一般会計補正予算(第13号)案」は、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ26億2,713万円を増額し、予算の総額を558億4,211万2,000円にしたいとするものであります。 主な内容は、国の補正予算において計上された保育・教育の現場で働く保育士・
幼稚園教諭等の処遇改善に要する経費や小・中学校における消毒液、マスク等の購入など感染対策に要する経費を計上するほか、一定の目的を果たした
庁舎建設基金の整理に要する経費等を計上するものです。 その他議案の詳細につきましては、後ほど
関係部課長から説明いたしますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。
議案説明については以上ですが、2点御報告申し上げます。 2月18日に、
阿部長野県知事を座長とする「
リニア中央新幹線整備を地域振興に活かす
伊那谷自治体会議」が
オンライン形式により開催されました。 「社会変化を踏まえた新たな視点」及び「
リニアバレー構想実現プラン基本方針に基づく
戦略的チャレンジの方向性と課題」の2つのテーマについて協議しました。 脱炭素社会の実現、
コロナ禍で顕在化してきた地方回帰の潮流、さらには
デジタルトランスフォーメーションの加速化等の社会的な環境変化に対応し、インバウンドや伊那谷全体での
ブランディング等の観点も含めて、具体的な対応を進めていくことが重要との議論がありました。 また、広域二次交通については、目まぐるしく変化する社会や進展する技術に対応できる柔軟性が必要であること、企業誘致については、
情報通信基盤の整備が重要であるとともに、企業ではなく人を誘致するという視点が必要であること、そのためには当地域における
暮らしそのものに価値を見いだし、情報発信していくことが大切であることなどの意見が出されました。 阿部知事からは、同じような議論を繰り返すのではなく、誰が、いつまでに、何をするという具体的な工程表が必要だとの指摘があり、今後、
リニアバレー構想の見直しとその実現に向けた具体的な工程表の作成等が進められることとなりました。 2月22日には、信州大学新
学部誘致推進協議会としての要望書を信州大学の
中村宗一郎学長に提出してまいりました。協議会の会長である私とともに、副会長である
下平町村会長、
原飯田商工会議所会頭、
井坪南信州広域連合議長に、それぞれ行政、経済界、住民の代表として同行していただきました。 近い将来
リニア中央新幹線と三遠
南信自動車道が整備される飯田・
下伊那地域に信州大学がキャンパスを置くことのメリット、官民挙げて信州大学を支援する準備を進めている当地域の熱意などについて中村学長にお伝えし、中村学長からは地域の思いを重く真摯に受け止めましたとのお答えがありました。 市民の代表であります市議会の皆様からは21日に誘致推進についての要望書をいただいたところですが、もとより私自身、
誘致推進協議会の会長として、当地域の悲願であります4年制大学・学部の設置実現に向けて全力を尽くしてまいる所存でありますので、
議員各位の一層の御理解、御協力をよろしくお願いいたします。 最後に、飯田市の人口動態について申し上げます。 今月初めに地方紙で報じられたように、昨年2021年の飯田市の人口動態は、1年間で1,149人の減、そのうち市外から転入した人と市外に転出した人の差、いわゆる社会増減が517人の減となりました。 この517人の社会減という数字は、人口が3倍以上ある長野市よりも大きな数字であり、
県下市町村の中で最も大きな数字となっております。 これは、ここに住み続けたい、あるいは帰ってきたいと思う人が減ったか、住み続けたい、帰ってきたいと思いながら、それを阻むものがあるか、いずれにしても真摯に受け止めなければいけない数字であると考えます。 もちろん、移住・定住に関する取組は、数の多い少ない以上に、一人一人の人生に寄り添って、住みたい、住み続けたいという思いを実現することが大切であり、その意味では、担当者や各地区の関係者のこれまでの地道な取組が評価され、
田舎暮らしを扱う雑誌のランキングにおいて飯田市が上位に位置づけられたことはうれしく思うところでありますが、私自身にとっては、「2050年、飯田は「日本一住みたいまち」になる」という将来像に向かって、なお一層の頑張りが必要であることを数字をもって思い知らされたと受け止めております。 改めて、希望を持てる未来を次世代にバトンタッチするために、先頭に立って全力を尽くす決意であります。 冒頭に申し上げましたように、
感染拡大防止と
社会経済活動の継続を両立させるという、
コロナ禍が始まってからずっと取り組んでいる難しい課題に、市民の皆さんと力を合わせて改めて挑戦し、乗り越えてまいりたいと思います。
議員各位にも改めて力を貸していただきますようお願いいたしますとともに、
市政運営への一層の御理解、御協力をお願い申し上げまして、開会に当たっての御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次の日程に進みます。
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△日程第6
定期監査報告
○議長(井坪隆君) これより
定期監査報告に入ります。
監査委員から、
定期監査の結果を報告願うことといたします。
代表監査委員、戸崎博君。
◎
監査委員(戸崎博君) 監査の結果について御報告申し上げます。 今回議会に提出しました
監査報告は、飯田市監査基準並びに
地方自治法第199条第1項、第2項及び第4項の規定による
定期監査で、令和3年8月30日から令和4年2月8日まで実施したものでございます。 監査の対象は、
監査報告書の1ページから2ページ上段に記載のとおりでございます。 2ページの第3及び第4を御覧ください。 監査は、あらかじめ指定して提出を求めた予算の執行状況及びその他関係資料に基づき、所管の長及び関係職員から説明を聴取するとともに、その事務が関係法令に基づき適正かつ効率的に執行されているかどうかを主眼に置き、実施いたしました。 また、予備監査として、現金の取扱い及び物品等の管理状況について実地検査を行いました。 次に、第6を御覧ください。 監査の結果、予算の執行、現金の取扱い及び物品等の管理は、おおむね適正に処理されていたことを認めましたが、是正、改善または改善の検討を要する事項がございました。 具体的な内容に入る前に、監査結果の区分について御説明申し上げます。 3ページ上段を御覧ください。 監査の結果には3つの区分を設けており、重要度の高い順に
指摘事項、
指導事項、
検討要望事項となっております。このうち
指摘事項は、条例や規則等に準拠しない事務手続を認めたものであり、速やかな措置と
再発防止策を求めるものであります。また、
指導事項は、是正または改善を求めるもののうち、軽微なものに対して付しております。
検討要望事項は、効率的かつ効果的な
行財政運営のための検討を求めるものであります。 さて、今回の監査では、
指導事項が7件、
検討要望事項が19件ございました。昨年度の
定期監査報告において、
指摘事項、
指導事項とした事務については、対岸の火事とせず、自分たちの部署においても同じミスやリスクがないか見直す材料としていただきたいと要望いたしましたが、残念なことに今回も同じ内容の監査結果がございました。 改めて申し上げますが、この
監査報告書の内容を全部署において確認していただき、自分たちの部署でも同じミスやリスクがないか、内部統制が取られ、規則等を遵守した
事務処理ができているか、いま一度確認するよう求めます。 続いて、3ページ下段を御覧ください。 ここから6ページまで、
所管部署ごとに今回の監査の結果に基づいた
監査委員の講評を記載しております。 ここでは、
指導事項について御説明申し上げます。 今回の
指導事項の7件については、契約を締結したにもかかわらず、契約締結時に
支出負担行為決議がなされていなかったものが2件、団体等の会計において適正な
会計事務処理がなされていなかったものが3件、釣銭の管理が徹底されていなかったもの、学校の
学年費会計における立替払いの精算に関するルールが遵守されていなかったものが、それぞれ1件ございました。
支出負担行為決議の失念については、先ほども申し上げたとおり、昨年度も同じ内容の監査結果を御報告し、是正を求めております。昨年の繰り返しになりますが、予算不足や
支払い漏れなどのリスクを回避するためにも、飯田市財務規則を遵守し、適正な会計事務を執行されるよう強く要望いたします。 また、各団体等の会計、釣銭、学校の学年費の金銭管理については、紛失、盗難、
不正使用等のリスクを多く含んでいるため、帳簿の管理、現物の管理等について規則やルールの構築、または既存の規則に沿って
事務処理を行い、市民の信用を欠くことにならないよう、事故の未然防止に配意いただきたいと思います。
検討要望事項については、御高覧ください。 続いて、7ページから25ページまでは、過去の各種監査及び今回の
定期監査における所管部署からの措置状況について、
地方自治法第199条第14項の規定に基づき公表したものでございます。 (1)から(5)の過去の監査の公表について、継続と記載した事項がございます。
監査委員として、今後の市の動向を継続して確認したいものについて記してあります。これらにつきましては、次年度以降の監査において、1年間の措置状況、改善部分、その後の成果など、御報告を受ける予定であります。 また、(6)及び(7)の新たな公表に対しては、フォローアップの一環で、
措置済み等とされた場合であっても、措置したことによる結果やさらなる改善点、問題点等を次年度の監査において報告を求めたいと考えております。時期が来ましたら改めて事務局から通知させますので、御協力をお願いいたします。 監査の結果は以上のとおりでございますが、詳細につきましては、
監査報告書を御高覧ください。 簡単ではございますが、以上で
定期監査の報告といたします。
○議長(井坪隆君)
定期監査報告に対し、期日までに質疑通告がありませんでしたので、質疑を終結いたします。 次の日程に進みます。
-----------------------------------
△日程第7 報告
○議長(井坪隆君) これより
報告案件の審議に入ります。 報告第4号「専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 毛利建設部参事。
◎建設部参事兼国県関連事業課長(毛利勇君) 報告第4号について御説明申し上げます。 本件は、損害賠償の額を定めることについての専決処分でございまして、市道において相手方に与えた損害を賠償するために専決処分をさせていただいたものでございます。 最初に、専決第2号でございますが、相手方につきましては記載のとおりでございます。 事故の概要でございますが、令和3年10月20日午後7時15分頃、飯田市上村程野山中の市道1-上村1号線において、当該市道の道路中央にあった落石に走行していた相手方の軽乗用自動車が乗り上げ、車両の下部を破損する損害を与えたものでございます。 過失の割合は当方が5割で、市の賠償額は修理費用19万4,500円でございます。 なお、1月28日に示談書を取り交わし、全国市有物件災害共済会から市の賠償額の支払いをしております。 続いて、専決第3号でございますが、相手方につきましては記載のとおりでございます。 事故の概要でございますが、令和3年11月18日午後7時頃、飯田市上郷別府738番の3付近の市道上郷181号線において、当該市道にできた段差に走行していた相手方の普通乗用自動車が接触し、当該車両の左側、前後ホイールを破損する損害を与えたものでございます。 過失の割合は当方が1.5割で、市の賠償額は修理費用7万1,049円でございます。 なお、1月28日に示談書を取り交わし、全国市有物件災害共済会から市の賠償額の支払いをしております。 市道につきましては、適切な管理に努めているところでございますが、今後もなお一層安全確保に努めてまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 本件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 次の日程に進みます。
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△日程第8 議案審議
○議長(井坪隆君) これより議案の審議に入ります。 議案第2号「
監査委員の選任について」を議題といたします。 事務局に朗読させます。 小椋事務局次長。 (小椋議会事務局次長 朗読)
○議長(井坪隆君) 執行機関側の説明を求めます。 佐藤市長。
◎市長(佐藤健君) 議案第2号について御説明を申し上げます。 本案は、
監査委員の選任について御同意をいただきたいというものでございます。 平成26年3月から
監査委員として御尽力をいただいております加藤良一氏が、この2月28日に任期満了となりますことから、後任の委員につきまして慎重に人選に当たってまいりました結果、吉田賢二氏が適任と考え、提案をさせていただくものであります。 吉田氏は、高潔な人柄の上、記載のとおりの経歴をお持ちであり、財務や経営に関して優れた識見を有する方でございまして、
監査委員として適任と考えるところであります。 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(井坪隆君) 議案に対する説明が終了いたしました。 この件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第2号につきましては、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんので、討論なしと認めます。 これより議案第2号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第2号は原案のとおり同意されました。 次に、議案第3号「人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて」を議題といたします。 事務局に朗読させます。 小椋議会事務局次長。 (小椋議会事務局次長 朗読)
○議長(井坪隆君) 執行機関側の説明を求めます。 塚平市民協働環境部長。
◎市民協働環境部長兼結いターン移住定住推進室長(塚平裕君) 議案第3号について御説明申し上げます。 本案は、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてでございます。 人権擁護委員は、現在、市内におきまして13名の方が法務大臣より委嘱をされ、任期は3年となっております。このたび、そのうちの4名が令和4年6月末日で任期満了となりますことから、候補者につきまして検討をいたしてまいりました結果、経歴、経験等から、ただいま朗読のありました尾曽幹男氏の新任、古田數馬氏の新任、前島園子氏の再任、中村京子氏の新任が適任と考えまして、推薦をいたしたいとするものでございます。 なお、略歴につきましては、次ページ以降に記載のとおりでございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) この件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第3号につきましては、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより議案第3号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第3号は原案のとおり同意されました。 次に、議案第4号「飯田市東野財産区管理委員の選任について」を議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 串原産業経済部長。
◎産業経済部長(串原一保君) 議案第4号について御説明いたします。 本案は、飯田市東野財産区管理委員の選任につきまして議会の同意を得たいとするものでございます。 内容につきましては、委員の欠員に伴いまして、菅沼雅治氏を選任したいとするものでございます。 略歴等につきましては、次ページ記載のとおりでございます。 説明は以上でございます。
○議長(井坪隆君) この件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第4号につきましては、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、本案は
委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんので、討論なしと認めます。 これより議案第4号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案を原案のとおり同意することに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第4号は原案のとおり同意されました。 続いて、本日上程となりました議員及び
委員会提出議案の審議に入ります。 発委第1号「
飯田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」及び発委第2号「
飯田市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を一括議題といたします。 発委第1号は発委第2号と関連がありますので、発委第1号の説明の際に発委第2号についても説明を願います。 事務局に朗読させます。 小椋議会事務局次長。 (小椋議会事務局次長 朗読)
○議長(井坪隆君) 提出議員の説明を求めます。
議会運営委員長、永井一英君。
◆
議会運営委員会委員長(永井一英君) 議員及び
委員会提出議案について御説明をいたします。 発委第1号「
飯田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」及び発委第2号「
飯田市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」は、いずれも
議会運営委員会提出議案でございます。 災害の発生、感染症の蔓延防止、その他やむを得ない事由により委員会などを開会する場所へ当該委員を招集することが困難な場合に、
オンラインで会議に参加できるようにするなどの所要の改正を行いたいとするものでございます。 一昨年からの
新型コロナウイルス感染症の拡大は、地方議会の活動にも大きな影響を与えております。現在は、
新型コロナウイルス感染症が拡大をし、長野県にまん延防止等重点措置が適用され、誰がいつ感染してもおかしくない状況の渦中にございます。 しかし、その中にあっても
飯田市議会の機能を維持していく必要があります。委員会等の会議に、感染症の蔓延防止のため参集できない議員が
オンラインで会議に参加することができれば、定足数を満たし、委員会審査を実施することが非常時でも可能となります。また、必要に応じて参考人なども同様に
オンラインで会議に出席していただき、説明、意見を述べていただく機会を設けることを可能にしたいとするものでございます。 条例と規則の改正案を提出するに当たっては、
飯田市議会災害対策会議、議会改革推進会議、
議会運営委員会において協議を重ね、本日、議案として提案させていただくものでございます。 また、今回提案いたします条例と規則の改正案とともに、過日
議会運営委員会で決定をした、
オンラインでの会議の実務的規定を盛り込んだ
飯田市議会予算決算委員会運営要綱の改正案及び新たに
飯田市議会オンライン会議への議員の出席に関する要綱案が本日の全員協議会に提出されることになっておりますことを申し添えます。
議員各位におかれましては、提案趣旨を御理解いただき、御賛同いただきますようお願いをいたします。
○議長(井坪隆君) この件につきましては、期日までに質疑通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発委第1号及び発委第2号の2件につきましては、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、発委第1号及び発委第2号の2件につきましては
委員会付託を省略することに決定いたしました。 討論の通告がございませんでしたので、討論なしと認めます。 これより発委第1号と発委第2号を分離して採決いたします。 初めに、発委第1号を採決いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発委第1号を原案のとおり可決することに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、発委第1号は原案のとおり可決されました。 次に、発委第2号を採決いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発委第2号を原案のとおり可決することに御異議はございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(井坪隆君) 御異議なしと認めます。 よって、発委第2号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号「職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」と、以下件名を省略いたしまして、議案第6号から議案第37号までの以上33件を一括議題といたします。 朗読を省略し、直ちに執行機関側の説明を求めます。 まず議案第5号及び議案第6号について。 櫻井総務部長。
◎総務部長(櫻井毅君) 議案第5号について御説明申し上げます。 本案は、職員の育児休業等に関する条例の一部改正でございまして、国では人事院が非常勤職員の育児休業・介護休暇等の取得要件の緩和等に係る事項を令和4年4月1日施行予定で規則改正することから、それに準じて条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容は、第2条におきまして、取得要件を緩和し、在職期間を1年以上としていたものを削除し、継続的な勤務が見込まれる非常勤職員については、採用当初から育児休業及び介護休暇等を取得できるようにするものでございます。 また、第23条として妊娠または出産等についての申出があった場合の措置等を、第24条として勤務環境の整備に関する措置を新たに加えるものでございます。 附則は、施行期日を定めるものでございます。 続きまして、次のページ、議案第6号について御説明を申し上げます。 本案は、資金積立基金条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、特定目的基金のうち、一定の目的を果たした
庁舎建設基金を公共施設等整備基金に積み替えるため、令和3年度末をもって
庁舎建設基金を廃止したいとするものでございます。 条例の改正は、別表中で、10.
庁舎建設基金を削除し、以下の基金を1番ずつ繰り上げるものでございます。 附則は、施行期日を定めるものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第7号及び議案第8号について。 塚平市民協働環境部長。
◎市民協働環境部長兼結いターン移住定住推進室長(塚平裕君) 議案第7号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市中山間地域における地域振興住宅の運営に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、第1条及び第3条の規定は地域振興住宅として新たに追加するもの、第2条の規定は地域振興住宅としての用途を廃止したいとするものでございます。 地域振興住宅につきましては、地域の産業や
まちづくりの担い手を確保し、その定住を促進することにより、中山間地域の振興を図ることを目的として整備及び運営を行ってまいりました。 まず初めに、第1条の規定でございますが、既存の教職員住宅2棟4戸を地域振興住宅に転用をいたし、条例第6条の規定によります別表に追加したいとするものでございます。 それぞれの名称は、南信濃樋口第1地域振興住宅及び南信濃樋口第2地域振興住宅でございまして、位置は記載のとおりでございます。 なお、当該住宅につきましては、現在、南信濃地区におきまして、人口減少、少子化を背景に、持続可能な地域を目指し、遠山郷での暮らしを体験する親子留学の世帯用の住宅として活用を図るものでございます。 続いて、第2条の規定は、これまで活用を図ってまいりました4棟の地域振興住宅について、その用途を廃止するため、別表から削除したいとするものでございます。 用途廃止する地域振興住宅は、下久堅下虎岩第1地域振興住宅、上久堅馬場垣外第3地域振興住宅、三穂伊豆木第2地域振興住宅、三穂伊豆木第3地域振興住宅の4棟でございます。 今回条例から削除する予定の住宅につきましては、今年度末で完成から10年を経過いたし、入居者のこれまでの状況につきまして、地域の担い手として定住していることが確認できましたことから、条例に定める目的は達成をしたものといたしまして、地域振興住宅としての用途を廃止したいとするものでございます。 続いて、第3条の規定は、現在千代地区で建設を進めております地域振興住宅につきまして、その名称及び位置を別表に追加したいとするものでございます。 追加をいたします地域振興住宅の名称及び位置でございますが、名称は千代毛呂窪第4地域振興住宅でございまして、位置は記載のとおりでございます。 附則は、施行日を定めるものでございまして、第1条の規定は公布の日から、第2条の規定は令和4年4月1日から、第3条の規定は公布の日から起算して六月を超えない範囲において規則で定める日から施行するとするものでございます。 なお、施設が所在をいたしますそれぞれの地区の地域協議会へ諮問を行いまして、意見なしとの回答をいただいております。 続きまして、議案第8号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市市民協働サロン条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、市役所本庁舎C棟1階の市民協働会議室の機能を(仮称)
飯田駅前プラザに移転をいたすため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 改正の内容でございますが、現在本庁舎C棟1階におきまして市民サロンと市民協働会議室で構成をしております市民協働サロンのうち、市民協働会議室を(仮称)
飯田駅前プラザに機能移転をさせるため、条例内に規定をいたします市民協働会議室に係る部分を削除いたし、規定を整理するものでございます。 なお、これまでの市民サロンは、名称を市民協働サロンに改めまして、引き続き市民の皆様の公共的な活動を行う場として、本庁舎C棟1階において提供をしてまいります。 附則は、施行日を定めるものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 会議の途中ですが、コロナ感染予防の換気のために、ここで暫時休憩といたします。 11時00分 休憩
----------------------------------- 11時05分 再開
○議長(井坪隆君) それでは、休憩を閉じ、会議を再開いたします。 次に、議案第9号について。 高山健康福祉部長。
◎健康福祉部長(高山毅君) それでは、議案第9号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、全世帯の未就学児の国民健康保険税の均等割額について、令和4年4月1日から減額措置を施行するため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 国では、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律を公布しておりまして、市はその施行に合わせて未就学児の国民健康保険税の均等割額の減額措置を規定するものです。 第2条から第23条までは、字句の改正、あるいは条項番号の整理です。 次に、「第23条」を「第23条第1項」とし、その次に第2項として、納税義務者の属する世帯内に6歳に達する日以後の最初の3月31日以前である被保険者、すなわち未就学児でございますが、未就学児がある場合における当該納税義務者に対して課する被保険者均等割額から、軽減区分に応じて減額する額の規定を加えるものでございます。 第23条の2以降は、対応する条項番号の整理でございます。 附則は、施行期日を定めるもの、また適用年度の区分を定めるものでございます。 説明は以上です。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第10号について。 毛利建設部参事。
◎建設部参事兼国県関連事業課長(毛利勇君) 議案第10号について御説明いたします。 本案は、飯田市営住宅等条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、
地方自治法第96条第1の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 条例改正の内容につきましては、西の原市営住宅の建て替え事業において、今年度2棟の建て替えを実施していることから、飯田市営住宅等条例の設置に係る規定の別表第1、1号市営住宅の欄に、西の原市営住宅を追加するものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第11号について。 田中危機管理室長。
◎危機管理室長(田中真君) 議案第11号について御説明申し上げます。 本案は、飯田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律が令和2年6月5日に公布され、これを受け、同法附則第65条で、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部が改正され、年金担保貸付事業等が廃止をされました。これに伴い、消防団員等公務災害補償を受ける権利を担保とすることができる特例を定めました飯田市消防団員等公務災害補償条例第3条第2項のただし書を削除することとしたものでございます。 附則は、施行期日及び経過措置を定めるものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第12号から議案第14号までについて。 松下教育委員会参与。
◎教育委員会参与教育次長事務取扱(松下徹君) 議案第12号について御説明いたします。 本案は、飯田市
恒川史跡公園条例の制定についてでございます。 平成26年3月に国の史跡に指定された
恒川官衙遺跡につきましては、平成29年度末に史跡公園の整備基本計画を策定し、30年度から史跡公園の整備を進めてまいりました。公園の一部の区域の整備が本年3月に完了いたしますので、このエリアの供用を開始するため、新たに条例を制定したいとするものでございます。 第1条は設置の趣旨、第2条は設置の目的と位置を規定しておりまして、奈良・平安時代に信濃の国最南の伊那郡を統治していた役所の跡として国史跡に指定された
恒川官衙遺跡を保存し、活用を図ることによって、市民の歴史資産に対する理解を深め、教育及び文化の向上並びに地域の振興に資するとともに学習交流の拠点としたいとするものでございます。 規定にございます地番については、このたび整備が完了し、供用開始する恒川清水の区域の地番でございまして、今後、整備事業の進行に伴い、整備が完了する区域の地番を順次追加してまいります。 第3条は公園の使用許可、第4条は使用の禁止または制限、第5条は使用許可の取消し等を規定しております。 第6条から第9条は、使用料の納付・額・減免・還付について規定し、使用料の額については別表で規定しております。 第10条は原状回復義務等、第11条は遵守事項を規定し、附則については施行日を定めております。 説明は以上でございます。 続きまして、議案第13号「飯田市美術博物館条例の一部を改正する条例の制定について」御説明いたします。 上郷考古博物館につきましては、開館以来、上郷地区にゆかりのある考古資料を中心に展示公開を行ってきておりましたが、特に平成26年3月に
恒川官衙遺跡が、また平成28年10月には座光寺、上郷、松尾、竜丘の4地区に所在する13基の前方後円墳が飯田古墳群として国の史跡に指定されて以降、これらの国史跡に関する資料展示の充実を行ってきた経緯がございます。 令和3年4月に文化財保護活用課が同施設に機能を移転したことも契機として、同施設については、上郷地区を含めた飯田市全域を捉えた考古資料や埋蔵文化財の調査・研究、展示公開、教育普及、保存継承・活用を進めていく施設機能の充実を図っていくため、施設名称を飯田市考古博物館に改めたいとする内容を主なものとするものでございます。 飯田市美術博物館条例第3条第1項の表及び別表第1の1の表中の名称について、「飯田市上郷考古博物館」を「飯田市考古博物館」に変更いたします。また、別表第2中の施設の名称を「飯田市考古博物館」に改めますとともに、現在機能が失われている「特別展示室」の区分を削除し、「会議室」を「多目的室」に名称変更したいとするものでございます。 附則については、施行日を定めております。 説明は以上でございます。 続きまして、議案第14号について御説明申し上げます。 本案は、
飯田市立図書館条例の一部を改正する条例の制定についてでございまして、(仮称)
飯田駅前プラザ内に中央図書館の分室機能を設置することに伴い、その名称、位置、開館時間、休館日を定めたいとするものでございます。 JR飯田駅前という交通の利便性が高い場所に図書館を設置することで、特に読書から離れがちな年代である高校生が本に親しむ機会をつくること、また多様な機能が集まる(仮称)
飯田駅前プラザの公共空間へ中央図書館のサテライト機能を設置することで、本や多様な情報提供を通して学習交流の活性化を図る、また活動を支援することを目的として図書館施設を設置したいとするものでございます。 第2条第1項第1号の表に追加する図書館施設の名称は飯田市立中央図書館
飯田駅前分室でございまして、位置は御覧のとおりであります。 第3条は、開館時間及び休館日を定めるものでございます。中央図書館、地域図書館に加え、
飯田駅前分室の開館時間を午前8時30分から午後10時までとし、休館日を12月29日から翌年の1月3日までと定めるものでございます。 附則は、施行期日を定めております。 なお、施設の設置につきましては、飯田市地域自治区の設置等に関する条例に基づきまして、当該施設の設置地区の東野地域協議会に意見をお伺いいたしましたが、特に意見はございませんでした。 また、図書館協議会における協議では、重点対象となる高校生の意見を聞きながら取り組んでほしい旨の意見をいただきましたので、現在、市内高校の図書委員の皆さんからの聞き取りや飯田
下伊那地域の各高校の司書教諭を通じたアンケート等を行い、高校生の皆さんからの意見を聴取してございます。具体的な運営の中にはこういったものを反映させてまいりたいと思います。 説明は以上でございます。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第15号について。 櫻井総務部長。
◎総務部長(櫻井毅君) 議案第15号について御説明申し上げます。 本案は、辺地に係る公共施設の
総合整備計画の策定につきまして、辺地に係る公共施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定により、議会の議決を得たいとするものでございます。 次のページを御覧ください。 今回の策定は、飯田市上村下栗地区の市道上村25号線及び市道上村150号線の改良事業に係る計画でございます。 当該市道は、下栗地区における重要な生活道路であり、狭隘でカーブが多いことから、道路改良を行い、通行の安全確保や利用者の利便性向上を図るものでございます。 計画期間は、令和4年度から令和6年度までの3年間とし、事業費は両路線で4,000万円とするものでございます。 説明は以上でございます。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第16号について。 高山健康福祉部長。
◎健康福祉部長(高山毅君) 議案第16号について御説明申し上げます。 本案は、損害賠償の額を定めることについてでございまして、
地方自治法第96条第1第13号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 相手方は記載のとおりでございます。 事故の概要は、令和3年12月16日午後4時5分頃、飯田市鼎中平1961番地の飯田市鼎福祉企業センター駐車場において、受託製品の積卸しのため方向転換をしようとしていた当市所有の普通貨物自動車が、後方に駐車中の相手方普通乗用車の右側面に接触し、相手方に損害を与えたものでございます。 過失割合は当方が10割、賠償額は39万126円でございます。相手方との交渉により示談が調いましたのでお諮りするものでございまして、議決いただいた後、全国市有物件災害共済会から相手方に支払われます。 今回、このような事故報告をいたしますことを深くおわび申し上げます。公用車の交通事故につきましては、職場単位で事故ゼロに向けて話合いを行い、自覚を促進しておりまして、より一層の安全確保に取り組んでまいる所存でございます。 以上です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第17号について。 串原産業経済部長。
◎産業経済部長(串原一保君) 議案第17号について御説明申し上げます。 本案は、公の施設の指定管理者の指定について、
地方自治法の規定に基づき、議会の議決を得たいとするものでございます。 公の施設の名称は、飯田市保健休養施設、沢城湖周辺施設でございまして、指定する団体の名称は、飯田高原保健休養地管理組合でございます。 指定の期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間でございます。 当該施設は、平成18年度に指定管理者制度を導入し、令和3年度は株式会社南信州観光公社が管理運営を行っているところでございます。今般、指定管理期間終了を迎えるに当たり、公募型プロポーザル方式により指定管理者を募集し、審査いたしました結果、飯田高原保健休養地管理組合を指定管理者として適当と判断し、指定いたしたいとするものでございます。 飯田高原保健休養地管理組合は、地元住民を中心に組織され、主に飯田市保健休養施設周辺にある別荘地の管理を行う団体でございます。伊賀良
まちづくり協議会をはじめとした地域団体との連携により、地域住民が施設と関わりを持ちながら、施設周辺の自然環境を活用したイベントの実施など、施設の機能を十分生かした事業展開が期待できることから、指定管理者に選定したいとするものでございます。 なお、飯田市地域自治区の設置等に関する条例に基づきまして、当該施設が所在する伊賀良地域協議会に諮問をさせていただいて、特に意見なしとの回答をいただいております。 説明は以上でございます。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第18号について。 毛利建設部参事。
◎建設部参事兼国県関連事業課長(毛利勇君) 議案第18号について御説明いたします。 本案は、市道路線の認定についてでございまして、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 認定したいとする路線は、これまで認定外市道として管理していた路線について、市道の認定基準を満たしたことから認定するものと、都市計画法の基準に基づく民間企業の開発に伴い整備された路線の2件でございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第19号について。 土屋水道局長。
◎上下水道局長(土屋敏美君) 議案第19号について御説明申し上げます。 本案は、損害賠償の額を定めることについてでございまして、水道施設において相手方に与えた損害を賠償するため、議会の議決を得たいとするものでございます。 損害賠償の相手方につきましては、議案書記載のとおりでございます。 事故の概要でございますが、令和3年12月6日午後1時30分頃、所有者からの通報を受け、飯田市銀座2丁目11番地において現地を確認したところ、付近の水道本管に接続する取り出し管からの地中漏水によって地下店舗内へ浸水し、当該店舗内の財産に損害を与えたものでございます。 過失割合は当方が10割で、損害賠償額は議案書記載のとおりでございます。 なお、議決いただきましたら、示談書を取り交わし、損害賠償の支払いをいたす予定でございます。賠償の支払いにつきましては、水道局が加入しております日本水道協会水道賠償責任保険によって全額対応をいたします。 事故の現場につきましては、速やかに漏水対応を行い対処しておりますが、このような事故を未然に防ぐためにも、老朽管布設替え工事を着実に進めてまいる所存でございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第20号について。 佐々木財政課長。
◎財政課長(佐々木学君) 議案第20号について御説明申し上げます。 本案は、令和3年度飯田市
一般会計補正予算(第13号)案でございまして、歳入歳出ともに26億2,713万円を追加し、予算の総額を558億4,211万2,000円としたいとするものでございます。 内容につきましては、第1表
歳入歳出予算補正で御説明申し上げます。 第2条は繰越明許費の補正、第3条は債務負担行為の補正、第4条は地方債の補正でございまして、それぞれの表で御説明申し上げます。 タブレット38ページ、歳出から、主な内容について御説明させていただきます。 2款総務費は1億9,840万円余の増額で、1項総務管理費は、職員の退職手当に要する経費を増額するもの、3項戸籍住民基本台帳費は、転出・転入手続のワンストップ化に伴う社会保障・税番号制度に係るシステム改修の経費を計上するものでございます。 3款民生費は1,500万円余の減額で、1項社会福祉費は、介護医療院整備補助事業に要する経費を減額するもの、2項児童福祉費は子育て世帯生活支援特別給付金を決算見込みにより減額するものでございます。 4款衛生費は1億4,370万円余の増額で、1項保健衛生費は、国民健康保険特別会計及び病院事業会計への繰出金を決算見込みにより増額するものでございます。 5款労働費は110万円余の増額で、1月に発生した漏水事故により一部使用を制限している勤労者福祉センターの改修に要する経費を計上するものでございます。 6款農林水産業費は4,930万円余の増額で、1項農業費は、県の内示により市内各地区における農業用機械や施設の整備に係る担い手確保・経営強化支援事業交付金を増額するもの、2項林業費は、こちらも県の内示より林道開設事業や林道改良事業に係る工事費等について増額するものでございます。 7款商工費は90万円余の減額で、1項商工費は、飯田市保健休養施設内にある沢城荘の解体工事費を増額するもの、また龍江産業団地の第2造成地に係る工事費を減額するものでございます。 8款土木費は9,540万円余の減額で、2項道路橋りょう費は、通学路安全対策に係る防災・安全交付金事業及び道路整備に係る社会資本整備総合交付金事業を国の補助内示により減額するもの、4項都市計画費は、飯田・中津川線等に係る県街路事業地元負担金を県の補正予算に伴い増額するもの、5項住宅費は、西の原団地建設工事、長野原団地及び大堤団地の耐震改修工事について、国の補助内示により減額するものでございます。 9款消防費は1,080万円余の増額で、1項消防費は、消火栓の設置や維持管理に係る水道事業への負担金を増額するものでございます。 10款教育費は3,170万円余の増額で、1項教育総務費は、職員の人事異動に伴い人件費を増額するもの、2項小学校費及び3項中学校費は、
新型コロナウイルス感染症の感染対策用の備品や消耗品に係る経費を国の追加内示により増額するもの、5項社会教育費は、令和2年度成人式の中止に伴うキャンセル料等補助金を決算見込みにより減額するもの、6項保健体育費は、丸山共同調理場の設備の修理に要する経費を計上するものでございます。 次ページに行きまして、13款諸支出金は23億330万円余の増額で、国の補正予算において国税の増収に伴い措置されることとなりました臨時財政対策債償還基金費を減債基金積立金に積み立てるもの、また一定の目的を果たした
庁舎建設基金を公共施設等整備基金に積み替えるための費用を計上するものでございます。 続きまして、タブレット36ページへお戻りください。 歳入でございますが、10款地方交付税は普通交付税を増額するもの。 14款国庫支出金は、防災・安全交付金及び社会資本整備総合交付金を国の内示により減額するもの。 15款県支出金は、農業の担い手確保・経営強化支援事業補助金などを県の内示による増額するもの。 16款財産収入は、
庁舎建設基金の積替えに伴う基金利子の積替えを。 17款寄附金は、個人・団体からの寄附金を計上するもの。 18款繰入金は、
庁舎建設基金の積替えに伴う繰入金を。 20款諸収入は、長野県市町村振興協会基金交付金を。 21款市債は、防災・安全交付金事業や社会資本整備総合交付金事業に係る地方債の減額等でございます。 続きまして、タブレット42ページをお開きください。 第2表は繰越明許費補正でございまして、リニア駅周辺整備事業やリニア代替地整備事業、介護医療院整備補助事業などについて追加するものと、次のページになりますが、通学路安全対策に係る防災・安全交付金事業などの金額を変更するものでございます。 タブレット44ページをお願いいたします。 第3表は債務負担行為の変更でございまして、過年発生土木施設補助災害復旧事業の限度額を変更するものでございます。 第4表は地方債の補正で、過疎地域自立促進基金債を追加するものと道路橋りょう整備事業費などの限度額を変更するものでございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第21号について。 今村保健課長。
◎保健課長(今村陸哉君) 議案第21号について御説明を申し上げます。 本案は、令和3年度飯田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案でございまして、決算を見込んで計上するものでございます。 第1条は、事業勘定の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億7,365万2,000円を増額し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ95億2,514万1,000円としたいとするものでございます。 内容につきまして御説明をいたします。 歳出から御説明をいたします。 4ページ、5ページをお開きください。 2款保険給付費は、給付実績見込み等により、第1項療養諸費を2億3,775万8,000円の増額、2項の高額療養費を181万5,000円の増額としたいとするものでございます。 6款基金積立金は、1項基金積立金1億3,407万9,000円を増額したいとするものでございます。 次に、歳入を御説明申し上げます。 2ページ、3ページにお戻りいただければと思います。 1款国民健康保険税は、決算見込みにより1億6,102万5,000円の増額となります。 2款国庫支出金、2項国庫補助金は、
新型コロナウイルス感染症に対する国の財政支援分で482万6,000円の増額になります。 3款県支出金の1項県負担金・補助金は、普通交付金は歳出2款保険給付費の増による2億3,957万3,000円の増、特別交付金は
新型コロナウイルス感染症に対する県の財政支援分で321万8,000円の増となります。 4款財産収入の1項財産運用収入は、国民健康保険事業基金の基金利子の46万3,000円の増額でございます。 5款繰入金、1項他会計繰入金は、ルールに基づいて一般会計から繰り入れる保険基盤安定分と財政安定化支援事業分などの法定繰入れ分について、決算見込みに基づきまして4,689万3,000円を増額するものでございます。 2項基金繰入金の8,234万6,000円の減額は、国保税等の増額補正による基金の取崩し減としたものでございます。 説明は以上でございます。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第22号について。 筒井長寿支援課長。
◎長寿支援課長(筒井雄二君) それでは、議案第22号につきまして御説明いたします。 本案は、令和3年度飯田市介護保険特別会計補正予算(第2号)案でございまして、第1条にございますように、
歳入歳出予算の総額に1億1,180万8,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ121億3,987万9,000円としたいとするものです。 内容につきましては、第1表
歳入歳出予算補正で御説明申し上げます。 初めに、歳出から御説明申し上げますので、補正予算書4ページ、5ページを御確認ください。 2款保険給付費の各項は、後ほど説明いたします歳入の変更に合わせて、その財源を更正するもので、予算額に変更はございません。 6款基金積立金は、歳入で計上いたします第1号被保険者の保険料余剰分及び介護給付費準備基金の基金利子を介護給付費準備基金に積み立てたいとするものです。 予算書の2ページ、3ページにお戻りいただき、歳入を御確認ください。 1款保険料は、
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて収入が減少した方の保険料を減額いたしましたので、その分予算減額するものです。 2款国庫支出金は2,688万円の減額ですが、これは現年度普通調整交付金を今年度の交付内示額に合わせて減額する一方で、
新型コロナウイルスの感染拡大により減免した保険料について今年度の特別調整交付金で補填されますため、保険料減額分相当を歳入で計上しております。 6款財産収入は、介護給付費準備基金の利子を収入見込みに合わせて増額するものでございます。 8款繰越金は、令和2年度末に介護給付費準備基金に積み立てることができなかった第1号被保険者の保険料余剰分を改めて計上するものです。 説明は以上です。よろしくお願いします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第23号について。 福岡経営企画課長。
◎経営企画課長(福岡茂巳君) 議案第23号について御説明いたします。 タブレット119ページを御覧ください。 本案は、令和3年度飯田市病院事業会計補正予算(第3号)案でございます。 第2条は、予算第3条に定めた収益的収支の予定額を補正するもので、収入を3億4,162万7,000円、支出を2億8,180万円、それぞれ増額したいとするものでございます。 支出の内容は2点ございまして、1点目は決算見込みに伴い必要な費用を増額するもので、材料費を2億6,500万円、
消費税を480万円増額するものでございます。材料費に関しましては、高額な薬品や診療材料の使用が増加していることに伴い、費用を増額するものでございます。 支出の2点目は、医療和解案件に関する解決金の支払い費用1,200万円について経費の額を増額するものでございます。事案の内容につきましては、後ほど院長から御説明いたします。 なお、和解に関しては、
地方自治法の規定で議会の議決事件とされておりますが、地方公営企業に関しては、地方公営企業法第40条第2項の規定により、自治法の規定は適用が除外されております。 また、損害賠償の額を定めることも議決事件とされておりますが、本事案は損害賠償とはその性質が異なるため、関連する議案はございませんので申し添えます。 収入の内容は、一般会計からの繰入金の額の確定に伴う補正、新型コロナ感染症の病床確保に係る補助金の交付決定に伴う増額、医療和解案件の解決金の支払い費用に関して病院賠償責任保険から補填する額の計上でございます。 続きまして、第3条は、予算第4条に定めた資本的収支の予定額を補正するもので、収入を1,324万1,000円減額、支出を8万5,000円増額したいとするものでございます。 収入の内容は、一般会計からの出資金の額の確定に伴う減額及び国庫補助金の交付決定に伴う計上。 支出の内容は、企業債の利率見直しに伴う企業債元金の償還費用の増額でございます。 なお、今回の補正により資本的収入が支出に対し不足する額が増加いたしますので、予算第4条本文括弧書き中の不足額の総額と不足額を補填する額について、それぞれ8億4,534万5,000円に改めております。 私からの説明は以上でございますが、先ほど御説明した解決金の支払い案件の内容につきまして、院長から御説明申し上げます。
○議長(井坪隆君) 堀米市立病院長。
◎市立病院長(堀米直人君) 本事案の内容について御説明を申し上げます。 患者さんは、下伊那郡内にお住まいの方で、令和2年7月に当院にて舌がんの診断を受けられて、放射線治療が開始されております。同年11月に舌がんに対しまして切除手術を受けられ、手術後に急変し、心肺停止となって、直ちに蘇生術を行いまして心肺の動きは再開したのでありますが、寝たきりの状態になられたものでございます。 当院としましては、同様の手術を複数例行っているということ、それから手術操作に問題があったとは考えていないこと、術後管理や急変時の対応にも問題はなかったということを御家族に丁寧に御説明いたして、一定の理解をいただきましたが、患者さんの状況や御家族の負担なども考えて、少なくとも介護・医療費用相当は負担してほしいとの申出がございました。 当院としましては、医療上の過失を認めるものではありませんが、円満な解決に向け、医療訴訟に詳しい顧問弁護士や保険会社と相談し、協議を進め、最終的に解決金1,200万円で和解するということについて、御家族らと合意に至ったものでございます。 その間、手術や手術後の状況について子細に検討して、本事案は対応困難な大量の出血による術後の合併症と判断しておりますが、このような事例が再び起こることがないよう、さらに術後の管理を徹底していきたいと考えております。 また、この解決金は保険で全額補填されることになっております。 私からは以上です。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第24号について。 原林務課長。
◎林務課長(原義彦君) 議案第24号について御説明いたします。 本案は、令和3年度飯田市各財産区会計補正予算(第2号)案でございまして、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ27万1,000円を追加し、予算の総額を6,711万円と定めたいとするものでございます。 内容につきましては、第1表
歳入歳出予算補正により御説明いたします。 ページを送っていただき、4ページ、5ページを御覧ください。 初めに、歳出について御説明いたします。 2款1項交付金を増額したいとするもので、時又財産区の財産区事業交付金になります。 次に、歳入について御説明いたします。 ページを戻っていただき、2ページ、3ページを御覧ください。 2款3項財産売払収入を増額したいとするもので、時又財産区の土地売払収入になります。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第25号について。 櫻井総務部長。
◎総務部長(櫻井毅君) 議案第25号について御説明申し上げます。 本案は、令和4年度飯田市一般会計予算(案)でございまして、第1条では、予算の総額を歳入歳出それぞれ477億5,000万円と定めるものでございます。 また、第2条は債務負担行為、第3条は地方債についてそれぞれ限度額等を定めるものでございます。これらの内容は、後ほど第1表から第3表で御説明申し上げます。 第4条は、一時借入金の最高額を40億と定めるものでございます。 第5条は歳出予算の流用で、給料、職員手当及び共済費の流用について、所要の規定を設けるものでございます。 予算の基本的な考え方や全体的な特徴は市長が挨拶で触れておりますので、私からは主な項目につきまして第1表で説明させていただきます。 先に歳出を御説明いたしますので、5ページをお開きください。 1款議会費は2億6,900万円余で、前年度対比1.8%の減でございます。 第2款総務費は64億600万円余、前年度対比8.5%の増で、1項総務管理費には、
リニア関連事業に係る用地買収費や物件移転補償費等の費用、またふるさと飯田応援隊募集事業等の事業費を計上しております。 3款民生費は157億6,600万円余、前年度対比1.1%の減で、1項社会福祉費は、障害者総合支援事業費や養護老人ホーム措置費等の経費、2項児童福祉費では、民間保育所等運営費や児童手当等の費用を計上しております。 第4款衛生費は51億5,500万円余、前年度対比8.8%の増で、1項保健衛生費では、
新型コロナウイルス感染症対応として3回目の
ワクチン接種に要する費用や住宅の脱炭素化推進のための補助等を計上し、2項清掃費は、布類の収集運搬業務など、ごみ減量対策に要する経費等を計上いたしました。 5款労働費は2億500万円余、前年度対比11.7%の減で、勤労者福祉センターの管理費や雇用対策に要する経費を計上いたしました。 6款農林水産業費は12億3,500万円余、前年度対比9.6%の増で、1項農業費では、親元就農への支援や農業法人による遊休荒廃地の有効活用に対する支援費等を計上し、2項林業費では、森林環境譲与税を活用した事業、地域産材の利用促進に要する経費を計上いたしました。 7款商工費は25億3,700万円余、前年度対比11.8%の減で、観光分野では
アフターコロナを見据えた南信州地域全体の観光振興を図る費用等を計上し、工業分野では、次世代モビリティーにおける地域産業の参画推進やエス・バードを最大限活用し、地域産業の高
付加価値化を推進する費用等を計上いたしました。 8款土木費は51億5,800万円余、前年度対比7.1%の増で、2項道路橋りょう費、3項河川費は、通常の道路、河川の改良・補修等に加えまして、通学路安全対策や緊急防災・減災事業債を活用した取組を加えて計上したところでございます。 次のページ、6ページでございます。 5項住宅費では、市営西の原団地の建て替えに要する費用等を計上いたしました。 9款消防費は15億1,200万円余、前年度対比1.2%の減で、引き続き防災行政無線の
デジタル化整備等の経費を計上いたしました。 10款教育費は42億7,600万円余で、前年度対比2.3%の減。 2項及び3項の小・中学校費は、長寿命化計画に基づき、学校施設の大規模改修やトイレの洋式化に要する経費等を計上いたしました。 5項社会教育費では、5月にオープン予定の(仮称)
飯田駅前プラザに係る管理運営経費や、新文化会館建設に向けた検討に係る経費等を計上いたしました。 11款災害復旧費は7,900万円余で、前年度対比88.5%の減となっており、土木施設の災害復旧に要する費用等を計上いたしました。 12款公債費は50億100万円余で、前年度対比3.2%の増、13款諸支出金は1億500万円余で、前年度対比25.7%の増、14款予備費は4,000万円を計上いたしました。 続きまして、歳入についてでございまして、2ページにお戻りいただきたいと思います。 まず1款市税は総額で131億400万円、前年度対比7.8%の増。1項市民税は、現年度課税分で個人市民税を10.4%、法人市民税を2.7%、また2項固定資産税は7.5%と、それぞれ増と見込んだところでございます。 2款地方譲与税から10款地方交付税までは、それぞれ地方財政計画を参考に計上したものでございます。 3ページでございます。 14款国庫支出金は、補助事業の増減に連動するものでございまして、
リニア関連事業に係る国庫補助金等の増によりまして、前年度対比3.3%の増。 15款県支出金も、それぞれの事業の増減に連動いたします。農業施設に係る補助災害復旧事業補助金等の減によりまして、前年度対比8.6%の減となっております。 16款財産収入につきましては、基金運用収入や土地売払収入等を計上するものでございまして、リニア用地の売払い等を計上しております。 17款寄附金は、ふるさと寄附金の増を見込み10.3%の増。 また、18款繰入金は、主に基金からの繰入金でございまして13億9,000万円余、前年度対比で2億800万円余の増となっておりまして、主な内容といたしましては、財政調整のための基金繰入れとしては財政調整基金が3億4,000万、減債基金5億5,000万の計8億9,000万となりますが、そのほか
リニア中央新幹線飯田駅整備推進基金、それと地域振興基金からの繰入れということが内容となっております。 19款繰越金は、6億円を計上いたしました。 4ページに参りますが、20款諸収入は23億8,700万円余で、商工制度資金など貸付預託金やリニア関連など、各事業に係る受託事業収入などが主なものでございます。 21款市債は36億7,300万円余、前年度対比11億2,000万円、23.4%の減で、建設事業等に活用する市債は2億7,000万の増でございますが、臨時財政対策債が地方財政計画を踏まえまして13億9,000万円減の4億円を計上したことによります。 次に、7ページになります。 第2表 債務負担行為でございます。それぞれの事項につきまして、期間及び限度額を新たに定めるものでございます。 内容といたしましては、土地開発公社に対する債務保証、産業用地整備事業など、令和4年度から複数年度にわたる事業や長期の利子助成などでございます。 最後に、8ページでございます。 第3表 地方債は、令和4年度に予定する各事業の起債の目的、限度額や起債の方法などを定めるものでございます。 説明は以上でございます。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第26号及び議案第27号について。 今村保健課長。
◎保健課長(今村陸哉君) それでは、令和4年度飯田市特別会計予算書の5ページをお開きください。 議案第26号について御説明を申し上げます。 本案は、令和4年度飯田市国民健康保険特別会計予算(案)でございます。 第1条は、事業勘定の予算総額を歳入歳出それぞれ90億2,590万円、直営診療施設勘定の予算総額を歳入歳出それぞれ470万円と定めるものでございます。 第2条は、歳出予算の流用について定めるものでございます。 歳入歳出の内容につきましては、次ページ以降の第1表
歳入歳出予算で御説明をいたします。 まず事業勘定の歳出から御説明をいたします。 7ページを御覧ください。 1款総務費でございますけれども、国保業務運営のための経費、一般管理費とか賦課徴収費等でございますが、これらを計上しております。 2款保険給付費ですが、被保険者の療養諸費や高額療養費などが主なものでございまして、過去3年間の当市の医療費の実績等を踏まえまして、県による試算の数値に基づいて現時点で見込まれる1年分の所要額を計上したものでございます。 3款国民健康保険事業費納付金は、県へ納める納付金でありまして、県の試算により計上しております。 5款保健事業費は、特定健康診査の受診に関わる事業と市の保健事業に関わる経費でございます。 6款基金積立金は、国民健康保険事業基金に係る預金利子の積立て分と新規積立金でございます。 8款諸支出金でありますが、被保険者に対する国保税の還付金、県への精算返還金と直営診療施設への繰出金でございます。 以上合わせまして、事業勘定の令和4年度当初予算案の歳出総額を90億2,590万円といたしました。 次に、歳入につきまして御説明を申し上げます。 6ページを御覧ください。 1款国民健康保険税でございますが、現時点で被保険者の皆さんの令和3年所得の状況が確定していないため、詳細な税額算定ができません。当初予算案では、税務課による個人住民税の見込みは収入を2%増と推計しているため、これを踏まえまして、昨年の本算定時の所得を基準に算定いたしました。 保険税の課税区分における案分率につきましては、例年どおり令和3年度国保会計の決算状況や被保険者の皆さんの令和3年の所得実態等を正確に把握・分析した上で、必要により6月議会におきまして正式な算定方法を御提案する予定でございます。今回お示しいたしました当初予算案は、あくまでも暫定予算ということで御理解をいただきますようにお願いを申し上げます。 3款県支出金は、主に歳出の2款保険給付費に充てるため、県が試算した数値である額を基に計上したものでございます。 4款財産収入は、国保基金の運用収入として利子分を計上いたしました。 5款繰入金につきましては、一般会計からの繰入金は、1項他会計繰入金として国保会計への繰り出し基準に基づくルール分などを計上いたしました。 6款繰越金は、現時点における令和3年度からの繰越見込額を計上いたしました。 7款諸収入は、国保税に係る延滞金や雑入などを見込んでおります。 以上合わせまして、事業勘定の令和4年度当初予算案の歳入総額を90億2,590万円といたしました。 以上が、事業勘定の令和4年度予算案でございます。 続きまして、直営診療施設勘定につきまして御説明を申し上げます。 9ページを御覧いただければと思います。 直営診療施設勘定の歳出でございますが、三穂診療所及び上村歯科診療所の運営に関わるもので、総務費と医業費を合わせました歳出総額を470万円といたしました。 直営診療施設勘定の歳入は、8ページにお示しいたしましたとおり、繰入金、繰越金、診療収入、諸収入、合わせまして歳入総額を470万円といたしました。 以上、令和4年度飯田市国民健康保険特別会計予算(案)の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 続きまして、議案第27号につきまして御説明を申し上げます。 予算書の51ページを御覧ください。 本案は、令和4年度飯田市後期高齢者医療特別会計予算(案)でございます。 第1条は、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ14億6,870万円と定めるものでございます。 内容につきましては、第1表
歳入歳出予算で御説明をいたします。 歳出から御説明いたしますので、53ページをお開きください。 1款総務費は、職員3人分の人件費、一般事務費、保険料の賦課徴収に係る諸経費等でございます。 2款後期高齢者医療広域連合納付金は、被保険者の皆様に納めていただいた保険料と低所得者等に係る保険料の軽減賦課分として一般会計からの繰入金を財源に、保険者である長野県後期高齢者医療広域連合へ納付するものでございます。 3款諸支出金は保険料の過年度還付金、4款は予備費でございます。 歳入を御説明申し上げます。 52ページを御覧ください。 1款後期高齢者医療保険料は、被保険者に納めていただく保険料でございます。 4款繰入金は、一般会計からルール分として繰り入れるものであり、職員の人件費や保険料の賦課収納に係る事務経費、低所得者等の保険料の減額分でございます。 5款繰越金は、現時点における令和3年度からの繰越しの見込額でございます。 6款諸収入は、過年度保険料還付金に対しまして、長野県後期高齢者医療広域連合から補填される還付金及び雑入などでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 会議の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。 12時01分 休憩
----------------------------------- 13時00分 再開
○議長(井坪隆君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 次に、議案第28号について。 筒井長寿支援課長。
◎長寿支援課長(筒井雄二君) 議案第28号について御説明申し上げます。 特別会計予算書の71ページをお開きください。 本案は、令和4年度飯田市介護保険特別会計予算(案)でございます。 4年度は、第8期介護保険事業計画期間の中間年度となります。介護給付費につきましては、事業計画に基づいて所要の介護給付費を見込むとともに、地域支援事業費としまして介護予防・生活支援サービス事業費を計上いたしております。 当市は、
地域共生社会の実現を目指し、重層的支援体制の構築に取り組んでいることから、通常、特別会計に含まれます包括的支援事業等の一部、基幹及び地域包括支援センターの運営事業費等が一般会計に移行しておりますので、御承知おきください。 第1条は、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ119億8,600万円と定めたいとするものです。 第2条は、歳出予算の流用について定めるものです。 それでは、内容について第1表
歳入歳出予算で御説明いたします。 初めに、歳出から説明いたしますので、73ページを御確認ください。 1款総務費ですが、1項総務管理費から5項計画策定費までは、いずれも介護保険事業運営に要する給付事務、保険料の賦課徴収、要介護認定事務、第9期計画策定等に関わる人件費や事務費を計上いたしております。前年度から8%ほどの減額となっております。 2款保険給付費は、介護保険のサービス利用に対する給付費です。総額で113億4,721万9,000円でございまして、事業計画に基づく給付見込額を計上いたしております。前年度対比1.2%の伸びを見込んでおります。 1項介護サービス等諸費は要介護に認定された方の介護サービス費、2項介護予防サービス等諸費は要支援に認定された方の介護予防サービス給付費を、3項その他諸費は給付の支払い事務に係る国保連合会への手数料を計上いたしております。 4項、5項は、介護サービスの利用料が一定額を超えた場合に、負担限度額をお支払いする費用でございます。 7項特定入所者介護サービス等費は、施設サービス利用者の食費及び居住費の負担利用額を軽減するために給付するものでございます。 4款保健福祉事業費は、介護保険サービスの利用の支払いが困難な場合に、高額サービス費相当額を貸し付ける貸付金でございます。 5款地域支援事業費の2項及び3項の一部につきましては、冒頭で申し上げましたとおり、一般会計に移行しております。 1項介護予防・生活支援サービス事業費は、要支援認定を受けた人及び事業対象者として認定された人を対象とした訪問及び通所系サービス、介護予防ケアマネジメント事業等の実施に係る費用です。 2項一般介護予防事業費は、いきいき教室等、介護予防教室の費用を計上いたしております。 3項包括的支援事業・任意事業費は、認知症施策のほか、介護者等への支援の経費を計上いたしております。 6款基金積立金は、介護給付費準備基金の基金利子を再度基金に積み立てるものです。 8款諸支出金は、介護保険料の還付金、国等の負担金等に係る過年度精算返還金を計上しております。 また、この中で他会計繰出金を計上しておりますが、一般会計の重層的支援に移行した支出に対しまして、財源充当すべき介護保険料等の負担を一般会計に繰り出すものでございます。 続きまして、歳入を御説明いたしますので、72ページを御確認ください。 1款保険料は、65歳以上の第1号被保険者の保険料です。 2款国庫支出金のうち、1項国庫負担金は、介護給付に対する国の負担分で、2項国庫補助金は、地域支援事業費に対する国の負担分と財政調整交付金、保険者機能強化推進交付金、介護保険保険者努力支援交付金等を計上いたしております。 3款支払基金交付金は、介護給付費と地域支援事業費に対する2号被保険者の負担分になります。 4款県支出金は、介護給付費と地域支援事業費に対する県の負担分となります。 6款財産収入は、介護給付費準備基金の基金利子を。 7款繰入金、1項一般会計繰入金は、介護給付費等の市負担分、一般会計経費及び公費を投入して介護保険料の低所得者軽減相当額を合わせて一般会計から繰り入れるものです。 2項基金繰入金は、介護給付費に充てる保険料の不足分を介護給付費準備基金から繰り入れるものでございます。 8款繰越金は令和3年度からの繰越金を、9款諸収入は第1号被保険者の延滞金、利用者負担金等を計上させていただいております。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第29号について。 山口商業・市街地活性課長。
◎商業・市街地活性課長(山口英孝君) 議案第29号「令和4年度飯田市地方卸売市場事業特別会計予算(案)」につきまして御説明申し上げます。 特別会計予算書の119ページを御覧ください。 本件は、令和4年度飯田市地方卸売市場事業特別会計予算(案)でございまして、第1条におきまして、歳入歳出の総額をそれぞれ1,750万円と定めたいとするものでございます。 内容につきましては、次のページ、第1表
歳入歳出予算により御説明申し上げます。1枚おめくりください。 それでは、右側の歳出のページを御覧いただきたいと思います。 第1款第1項卸売市場費は、市場長1名分の人件費と施設改修費が主なものでございます。 2款第1項積立金は、市場事業の基金への積立てでございます。 3款1項は予備費でございます。 左側のページ、歳入を御覧ください。 1款1項使用料は、市場の使用料収入でございます。 2款1項財産運用収入は、市場の基金に対する利子でございます。 3款1項他会計繰入金は、一般会計からの繰入れでございまして、市場長の人件費相当でございます。 4款は繰越金でございます。 説明は以上でございます。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第30号について。 生嶋危機管理担当専門幹。
◎危機管理担当専門幹(生嶋哲夫君) それでは、議案第30号について御説明をいたします。 予算書の137ページを御覧ください。 本案は、令和4年度飯田市駐車場事業特別会計予算(案)でございまして、第1条は
歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,630万円と定めたいとするものでございます。これは、前年比91.0%となっております。 歳入歳出の内訳につきまして、第1表
歳入歳出予算で御説明をいたします。 139ページの歳出でございますが、1款1項総務管理費は職員の人件費及び駐車場の運営管理に係る費用でございます。 3款1項積立金は、駐車場事業基金への積立てでございます。 138ページへお戻りください。 歳入でございますが、1款1項使用料は、中央、本町、飯田駅、飯田駅西、扇町の5か所の駐車料使用料でございまして、4,034万5,000円を見込んでおるところでございます。 5款1項基金繰入金は、駐車場事業基金からの繰入金でございます。 その他の歳入は、財産収入、繰越金等でございます。 令和3年度は、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大も収まらないことも影響し、使用料収入が減収の見込みとなることから、令和4年度の予算案にも大きく影響をしてまいります。現状では感染拡大前の使用料収入にすぐに戻ることは見込めない状況であると判断をしているところでございます。 また、令和4年度は、使用料の2時間無料化の試行を実施することから、使用料の減収を踏まえた予算案となっているところでございます。 説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第31号について。 岩崎環境課長。
◎環境課長(岩崎克幸君) それでは、議案第31号について御説明申し上げます。 特別会計予算書157ページをお願いします。 本案は、令和4年度飯田市墓地事業特別会計予算(案)でございまして、第1条で
歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,390万円と定めたいとするものでございます。 次のページ、158ページをお願いいたします。 第1表で御説明を申し上げます。 初めに、歳出から申し上げます。 右ページを御覧ください。 1款1項総務管理費は、市営霊園の一般管理費でございます。 2款1項積立金は、基金への積立金でございます。 次に、左側の歳入でございます。 1款1項使用料は、聖地、これは墓地の区画でございますが、こちらを新規に使用される方からいただく永代使用料でございます。 2項手数料は、霊園の管理料収入を見込んだものでございます。 2款財産収入は、墓地事業基金の利子でございます。 4款繰越金は、前年度繰越金でございます。 以上、よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第32号について。 棚田市立病院介護老人保健施設事務長。
◎介護老人保健施設事務長兼高松診療所事務長(棚田昭彦君) それでは、171ページを御覧ください。 議案第32号について御説明申し上げます。 本案は、令和4年度飯田市介護老人保健施設事業特別会計予算(案)でございまして、第1条は
歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億2,170万円と定めたいとするものでございます。前年度と比較して610万円、0.85%の増となっております。 内容につきまして、第1表
歳入歳出予算で御説明申し上げます。 173ページの歳出を御覧ください。 1款介護老人保健施設費でございますが、人件費及び施設の管理運営費が主なものでございます。 2款公債費は、施設整備において借入れをする市債の利子を計上してございます。 次に、歳入でございますが、172ページを御覧ください。 1款サービス収入は、介護保険給付費と施設利用者の自己負担金でございます。 3款繰入金は一般会計からの繰入金、4款繰越金は前年度からの繰越見込額でございます。 5款諸収入は雑収入、8款市債は設備機器更新に伴う起債でございます。 説明は以上です。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第33号について。 塚平総合政策部長。
◎総合政策部長兼IIDAブランド推進課長(塚平賢志君) それでは、議案第33号について御説明いたします。 195ページを御覧ください。 本案は、令和4年度飯田市ケーブルテレビ放送事業特別会計予算案でございまして、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,700万円としたいとするものでございます。 内容は第1表で御説明いたしますので、1ページ送っていただき、196、197ページの右側197ページの歳出から御説明いたします。 1款施設維持管理費は、竜東ケーブルテレビ及び遠山郷ケーブルテレビの管理運営に要する経費を、3款諸支出金はケーブルテレビ放送事業基金への積立金を計上し、4款は予備費を計上するものでございます。 続きまして、左側196ページの歳入を御説明いたします。 1款分担金及び負担金は、新規加入時などにお支払いいただく、いわゆる加入金を、2款使用料及び手数料は、加入者にお支払いいただく毎月のケーブルテレビ使用料を計上するものでございます。 3款財産収入は基金利子、4款繰入金は一般会計及びケーブルテレビ放送事業基金からの繰入金を計上するものでございます。 5款繰越金は純繰越金、6款諸収入は道路工事等の際に発生するケーブルの移設等に伴う補償費などの雑入を計上するものでございます。 説明は以上でございます。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第34号について。 福岡経営企画課長。
◎経営企画課長(福岡茂巳君) 議案第34号について御説明いたします。 213ページを御覧ください。 本案は、令和4年度飯田市病院事業会計予算(案)でございます。 第2条は業務の予定量でございまして、表中(3)の1日平均患者数は、市立病院が入院300人、外来814人、高松診療所が外来21人と見込んでおります。 第3条は、収益的収支の予定額でございます。 病院事業収益は138億920万円で、前年度当初予算に比べ1.5%の増となっております。 病院事業費用は144億4,990万円で、前年比1.5%の増となっております。 次のページを御覧ください。 第4条は資本的収支の予定額でございまして、収入は15億250万円で、企業債は起債による収入、出資金は一般会計からの繰入金でございます。 支出は24億6,790万円でございまして、建設改良費は施設改修工事費や医療機器の購入費など、企業債償還金は企業債元金の償還費用でございます。 第5条では起債の限度額等を、第6条は一時借入金の限度額を、第7条は支出の各項の間で流用できる経費をそれぞれ定めるものでございます。 次のページを御覧ください。 第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費及び交際費を定めております。 第9条は、たな卸資産の購入限度額を、第10条は重要な資産の取得について定めるものでございまして、リニアック装置のシステムの更新ほか、御覧の医療機器などの取得を予定しております。 説明は以上でございます。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第35号及び議案第36号について。 鋤柄経営管理課長。
◎経営管理課長(鋤柄寛君) 議案第35号につきまして御説明を申し上げます。 237ページをお開きください。 本案は、令和4年度飯田市水道事業会計予算(案)でございます。 第2条は業務の予定量でございまして、1号から3号まで給水戸数、年間総給水量、1日平均給水量につきまして記載のとおり予定をするものでございます。 4号は主要な建設改良事業でございまして、野底浄水場補完事業及び老朽管の更新整備事業を予定するものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございます。 第1款水道事業収益は20億20万円で、前年度対比0.5%の増でございます。 第2款簡易水道事業収益は9,360万円で、前年度対比3.3%の減でございます。 第1款水道事業費用は18億1,360万円で、前年度対比0.1%の減でございます。 第2款簡易水道事業費用は1億3,940万円で、前年度対比4.1%の増でございます。 次のページをお開きください。 第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めるものでございまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額10億6,500万円の補填につきまして、記載の資金を予定するものでございます。 第1款水道事業資本的収入は6億5,720万円で、前年度対比68.3%の増でございまして、企業債、出資金の増額によるものでございます。 第2款簡易水道事業資本的収入は5,740万円で、前年度対比25.2%の減でございます。 第1款水道事業資本的支出は16億6,580万円で、前年度対比5.3%の増でございまして、建設改良費のうち拡張費の増額によるものでございます。 第2款簡易水道事業資本的支出は1億1,380万円で、前年度対比0.1%の減でございます。 第5条は、債務負担行為の限度額などを定めるものでございます。 次のページを御覧ください。 第6条は、企業債の起債限度額を定めるものでございます。 第7条は一時借入金の限度額を、第8条は緊急を要する場合における各項間の流用について、第9条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費を定めるものでございます。 第10条は一般会計からの補助額を、第11条は、たな卸資産の購入限度額について定めるものでございます。 続きまして、議案第36号について御説明を申し上げます。 タブレットの261ページを御覧ください。 本案は、令和4年度飯田市下水道事業会計予算(案)でございます。 第2条は業務の予定量でございまして、1号から3号で処理人口、年間総処理水量、1日平均処理水量につきまして、記載のとおり予定するものでございます。 4号は主要な建設改良事業でございまして、ストックマネジメント計画に基づく管渠施設及び処理施設電気設備改築工事や処理施設の耐震診断及び耐水化検討業務等を予定するものでございます。 第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めるものでございまして、第1款下水道事業収益は37億200万円で、前年度対比0.3%の減でございます。 第1款下水道事業費用は33億8,600万円で、前年度対比0.6%の減でございます。 第4条は資本的収入及び支出の予定額を定めるものでございまして、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額15億9,400万円の補填につきまして、記載の資金を予定するものでございます。 次のページを御覧ください。 第1款資本的収入は13億7,300万円で、前年度対比48%の増でございまして、一般会計からの補助金及び国庫補助金の増額によるものでございます。 第1款資本的支出は29億6,700万円で、前年度対比20.5%の増でございまして、建設改良費の増額によるものでございます。 第5条は、債務負担行為の期間及び限度額を定めるものでございます。 第6条は、企業債の起債限度額を定めるものでございます。 第7条は、一時借入金の限度額を定めるものでございます。 次のページを御覧ください。 第8条は緊急を要する場合における各項間の流用について、第9条は議会の議決なしに流用することのできない経費を定めるもの、第10条は一般会計からの補助金の額を、第11条は、たな卸資産の購入限度額を定めるものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 次に、議案第37号について。 原林務課長。
◎林務課長(原義彦君) 議案第37号につきまして御説明申し上げます。 本案は、令和4年度飯田市各財産区会計予算(案)でございまして、
歳入歳出予算の総額を3,809万4,000円と定めたいとするものでございます。 内容につきましては、第1表
歳入歳出予算により御説明いたします。 ページを送っていただき、5ページを御覧ください。 初めに、歳出のうち主なものを御説明いたします。 1款1項一般管理費につきましては、報酬、事務費負担金、印刷製本費が主なものでございます。 次に、1款2項財産管理費につきましては、分収造林業務委託料、施設改修工事費、施設管理業務委託費が主なものでございます。 2款1項交付金につきましては、山林委員会、財産区事業に対する交付金が主なものでございます。 次に、歳入のうち主なものを御説明させていただきます。 4ページを御覧ください。 1款1項分担金につきましては、各財産区がその運営経費に充てるための財産区を構成する区などからの分担金でございます。 2款1項財産貸付収入につきましては、企業などからの土地貸付料が主なものでございます。 2款2項利子及び配当金につきましては、基金利子と他の財産区からの配当金でございます。 2款3項財産売払収入につきましては、キノコ山の採取権に係る収入が主なものでございます。 5款1項受託事業収入につきましては、分収造林受託事業を計画しております財産区における事業収入でございます。 5款2項雑入につきましては、太陽光発電売電収入ほかでございます。 なお、25の財産区ごとの主な歳入歳出案をまとめた総括表を1ページから2ページに掲載してございますので、御確認をお願いいたします。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(井坪隆君) 以上で議案33件に対する説明が全て終了いたしました。 議案33件に対し、期日までに質疑通告はございませんでした。 質疑を終結してよろしいでしょうか。 (挙手する者なし)
○議長(井坪隆君) それでは、質疑を終結いたします。 次に進みます。 ただいま議題となっております議案33件につきましては、
付託議案一覧表のとおり、所管の
常任委員会である予算決算委員会に付託し、審査を願うことにいたします。 次に進みます。
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△日程第9 請願、陳情上程
○議長(井坪隆君) 請願及び陳情を議題といたします。 請願1件につきましては、文書表のとおり、所管の
常任委員会に付託し、審査を願うことといたします。
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△散会
○議長(井坪隆君) 以上をもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 明日2月25日は一般質問の通告締切日でございます。締切り時刻は午後5時となっておりますので、御確認をお願いいたします。 また、3月9日は午前10時から本会議を開きますので、定刻までに御参集いただきますようお願い申し上げます。 本日はこれをもちまして散会といたします。御苦労さまでございました。
----------------------------------- 13時30分 散会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 令和4年5月18日
飯田市議会議長 井坪 隆 署名議員 山崎昌伸 署名議員 熊谷泰人...